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清水 テセ復帰弾も…後半49分痛恨PKで勝ち点3スルリ

[ 2017年6月18日 05:30 ]

明治安田生命J1第15節   清水1―1C大阪 ( 2017年6月17日    ヤンマー )

<C大阪・清水>引き分けに終わり、整列する清水イレブン
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 清水は敵地でC大阪に引き分けた。リーグ戦は3試合ぶりに勝ち点を得たが、9戦勝ちなし。1―0の後半ロスタイムにハンドでPKを取られ、相手MF清武に決められて白星を取りこぼした。

 前半3分、左サイドのスローインをFWチアゴ・アウベス(24)がワンタッチでゴール前に送ると、ニアのFW鄭大世(33)が頭で合わせ先制に成功。前節を脳震とうで欠場し「自分がしっかりしないと」と引き締めたエースが、思いを復帰弾で形にした。

 ただ、その1点を守り切らなければいけない内容だった。立ち上がりこそ良かったが、防戦一方で好機はほとんどなかった。終盤はMF金子翔太(22)、DF角田誠(33)を投入。追加点より守備固めを優先したが、最後の最後でミスが出た。

 光明は守備陣の奮闘だ。序盤からGK六反勇治(30)の冷静さが光り、後半32分には相手FW柿谷の強烈なシュートをビッグセーブ。リーグ初先発のDFカヌ(31)もセットプレーで屈指の強さを誇る相手に空中戦で競り負けなかった。

 小林監督は試合後、「点を取った後に攻撃が本当に単調になった。ボールを持った人のサポートがなく来たら前に蹴るしかない。攻撃の整理ができていなかった。逃げ切れない精度の低さがまだまだある」と厳しかった。前半戦は残り2試合でリーグ下位の甲府、札幌との“直接対決”。勝ち点6は最低限の使命だ。

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2017年6月18日のニュース