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本田 右インサイドハーフで途中出場、見せ場作った 次戦へ「勝つしかない」

[ 2017年6月8日 00:40 ]

キリンチャレンジカップ2017   日本1―1シリア ( 2017年6月7日    味スタ )

 後半開始から投入されたFW本田は、18分からハリルホジッチ体制下で初めて右インサイドハーフに入った。中盤でボールを収め、29分に積極的な飛び出しから右足シュートを放つなど見せ場をつくった。主将のDF吉田は「今日に限れば中に入って仕事をしてくれた。押し込まれた展開なら、サイドでもキープしてくれる」と話し、MF乾は「タメがつくれる。左利きなので、左サイドを見てくれる。圭佑君が(中盤に)入ると左のワイドの選手は楽になる」と語った。

 13日のイラク戦では、左肩を負傷したMF香川の代役を努める可能性もある。試合後の場内インタビューでは「選手全員がこの結果に満足していない。これをポジティブに受けて止めてイラク戦に臨みたい。勝つしかない」などと話したが、取材エリアでは報道陣の問いかけに無言を貫いた。ザッケローニ体制では本職だったトップ下を「わが家」と自ら形容したこともある本田が、中盤で存在感を示した。

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2017年6月7日のニュース