×

ハリル監督 ドローに不満ぶちまけ「消えていた選手何人かいた」

[ 2017年6月8日 00:29 ]

キリンチャレンジカップ2017   日本1―1シリア ( 2017年6月7日    味スタ )

<日本・シリア>後半13分、右足でゴールを決める今野(左)
Photo By スポニチ

 日本代表は7日、シリアと国際親善試合を行い、1―1で引き分けた。後半3分に失点すると、その後は一方的に攻めながら同点に追いつくのが精いっぱい。不甲斐ない内容にバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は不満をぶちまけた。

 「試合の入りが悪かった。特に中盤に問題があり、守備でも攻撃でも相手にコントロールされた。出場しているのに消えていた選手も何人かいた。デュエルでも相手が上回った。私は受け入れられない。後半は全体の動きが良くなり全く違う戦いができたが、前半は分析して議論しなければならない。修正点、改善点がたくさん出た。何人かの選手とは厳しく話をする必要がある」

 8日にW杯アジア最終予選イラク戦(13日)の開催地となるイラン・テヘランに向けて出発する。試合直前にはテヘラン市内でテロ事件が起きたが、ボスニア紛争を経験するハリルホジッチ監督は「私は紛争を経験し、そういった状況には慣れている。正直、あまり心配はしていない。心配しないといけないのはチームのこと」と目の前の試合に集中していた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年6月7日のニュース