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代表スタッフ独り占め?元気“VIP合流”も「やりにくい…」

[ 2017年6月1日 05:30 ]

ハリルホジッチ監督(右)など大勢のスタッフ囲まれ練習する原口(左から3人目)
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 親善試合シリア戦(7日、味スタ)、W杯アジア最終予選イラク戦(13日、テヘラン)に向けて合宿中の日本代表は31日、千葉県内で練習を行った。2部練習の予定だったが、午前練習を消化した欧州組11人は午後練習をホテルでのリカバリーに変更。午後から合流したFW原口元気(26=ヘルタ)は、スタッフ11人に囲まれる“VIP待遇”でW杯予選への準備をスタートさせた。

 練習場にはハリルホジッチ監督ら代表スタッフ11人がズラリ。午後から合流した原口が指揮官の視線を一身に受けて約90分、ランニングのメニューで汗を流した。指揮官から「歌ってもいいぞ」と冗談を飛ばされ、苦笑いする場面も。練習後には約100人の子供たちへのファンサービスもこなした原口は「やりにくいよね…。監督も見ているし。早くみんなとやりたい」と本音をポロリと漏らした。

 “スタッフ総出”は期待の表れだ。原口は13日に対戦するイラク相手に昨年10月のホーム戦で先制点を記録した。「代表が勝てばいいし、自分が出ないのは嫌。出続けるために結果を出す」とモチベーションは高い。来季プレミアリーグに昇格するブライトンと移籍交渉中との報道があるが「もう代表なので。終わるまで何も考えない」と雑音を封印し、「シンプルに、W杯に行くためにイラクに勝つ」と早くも集中モードに入った。

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