×

村松が千金V弾!清水 今季9戦目で待望のホーム1勝

[ 2017年6月1日 05:30 ]

ルヴァン杯1次リーグA組   清水2―1FC東京 ( 2017年5月31日    アイスタ )

<清水・FC東京>FW北川(中央左)の同点弾に喜ぶ清水イレブン
Photo By スポニチ

 清水はホームでFC東京に2―1で逆転勝ち。今季9戦目のアイスタで初勝利を挙げ、公式戦白星なしも11試合で止めた。

 長いホイッスルが鳴るとサポーターは総立ちになって歓喜の拍手を送った。観客数はJホームゲームでクラブ最少の4633人だったが、負の呪縛を解いたイレブンとボルテージは最高潮に達した。

 小林伸二監督(56)は「こんなに喜んでもらったことは私たちにとっても幸せ。やっと(白星が)取れてホッとしています。失点した後に諦めずに戦ってくれた」とねぎらった。

 リーグ戦前節・横浜戦のメンバー4人が先発し、勝利への執念を見せた。先制を許したものの前半ロスタイムにFW北川航也(20)が同点弾。後半32分には、FWチアゴ・アウベス(24)のFKに、DF村松大輔(27)が相手GKと接触しながら頭で押し込んだ。「チアゴから良いボールが来たので」。4年ぶりのゴールで試合を決めたヒーローは、ぶつけた鼻を押さえながら笑顔で仲間の元に駆け寄った。

 不安要素も残した。決勝点の5分前、後半開始直後にピッチに入っていたFW鄭大世(33)が接触により負傷退場。中3日で迎える4日のリーグ戦での再戦に間に合うかどうかは微妙な状況だ。

 だが、12戦ぶりの白星で勢いを得た。総力戦でFC東京から連勝を奪いにいく。

続きを表示

2017年6月1日のニュース