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岡崎、真央&藍引退に刺激 衰えぬ情熱「モチベーション高い」

[ 2017年5月31日 05:30 ]

激しく競り合う岡崎
Photo By スポニチ

 親善試合シリア戦(6月7日、味スタ)、W杯アジア最終予選イラク戦(同13日、テヘラン)に向けて合宿中の日本代表は30日、千葉県内で2部練習を行った。欧州組11人が参加。FW岡崎慎司(31=レスター)は女子ゴルフ宮里藍(31)の今季限りでの引退を受け、モチベーションの重要性とW杯への決意を再確認した。右足首痛のFW乾貴士(28=エイバル)はランニング中心の午前のみの参加で、午後は治療に専念した。

 世界の頂点に立った日本人アスリートの相次ぐ引退表明を受け、岡崎はモチベーションをかき立てられていた。女子フィギュアの浅田真央が4月に引退し、29日には女子ゴルフの宮里藍が引退会見。宮里と同じ31歳のストライカーは「宮里藍さんや浅田真央さんが引退するのを見て、アスリートにとってモチベーションは大事なんだと改めて思った。自分は世界一になったことがないので満足できていない。だからモチベーションは高い」と力を込めた。

 今季所属するレスターでは前線からのプレスなど献身的なプレーで貢献したが、リーグ戦の得点はわずかに3。フィニッシュの役割をイングランド代表FWバーディーらに譲る中で「やっぱり得点数は大事」と葛藤を抱えている。目指すプレースタイルの方向に迷いがあったが、宮里の引退会見を見て、サッカーに対する情熱が衰えていない自らの幸せを実感。決意を新たにシリア、イラク戦に向かう。

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2017年5月31日のニュース