横浜 中沢J1通算550試合出場「気がついたら600になっていくのかな」

[ 2017年5月27日 18:30 ]

後半、清水・鄭大世(右)と競り合う横浜・中沢
Photo By 共同

 J1第13節が27日に各地で行われ、横浜はアウェーで清水と対戦し、3―1で快勝した。また、この試合でDF中沢佑二(39)がJ1通算550試合出場を達成した。

 若手の精神的支柱だ。今季加入のDF松原は中沢とポジションが隣ということもあり、普段から密にコミュニケーションを取っているが、「佑二さんの言葉のすべてが今の僕にとって宝物」と話したことがあった。今季、ユースからトップチームに昇格したMF吉尾ら若手は「佑二さん会」と称して食事に連れて行ってもらっている。18歳の吉尾は「普段の練習から意識が変わった。これまで、ウォーミングアップに時間を多く割くことはなかったけど、今はストレッチなどを取り入れるようにしている」。

 試合終了のホイッスルが鳴ってから1時間半〜2時間後、中沢はいつも最後に人がまばらになったミックスゾーンに現れる。ストレッチやトレーナーによるケア、疲労回復のための交代浴を欠かさない。39歳になった今でもJ1のハイレベルな舞台で戦えるのは、日々のこつこつとした積み重ねのたまものだ。プレー、発せられる言葉、姿勢。中沢の存在そのものが、若手にとっての道しるべとなっている。

 自身が打ち立てた記録についてはそこそこ、「3―0なら一番良かった。後半は死守だったからね」と反省を忘れないのがいかにも中沢らしい。誰もが期待するのが通算600試合の大記録。「1試合、1試合をしっかり勝つこと。こつこつ積み上げて行けば、気がついたら600になっていくのかな」。そう言い残し、この日も一番最後にチームバスに乗り込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「コパ・アメリカ(南米選手権)」特集記事

2017年5月27日のニュース