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トッティ 今季限りでのローマ退団を正式表明 現役引退は…?

[ 2017年5月25日 21:46 ]

FWフランチェスコ・トッティ
Photo By AP

 ローマ一筋でプレーしてきた元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ(40)が、今季限りでの退団を表明した。25日、ツイッターなど自身のSNSで「17年5月28日、日曜日のローマ―ジェノア戦が、ローマのユニフォームを着る最後の試合となる」と宣言。ただし、現役引退については「月曜日(29日)から、新しい挑戦への準備はできている」と明言を避けた。

 今月3日にローマのモンチ新GMが会見で「トッティとクラブは今季が選手として最後のシーズンということで合意している。その後は、クラブのディレクターになる」と今季限りで引退すること、引退後はクラブのフロント入りすると説明。しかし、本人は去就について口を閉ざしてきた。トッティが言及した「新しい挑戦」が、ローマのフロントとしての仕事なのか、ローマ以外のクラブで現役続行なのかは不明。イタリアメディアでは、元イタリア代表DFのネスタ氏が監督を務める米国2部にあたるNASLのマイアミFCに移籍する可能性が報じられている。

 “ローマの王子”と呼ばれるトッティは、地元出身で13歳でローマの下部組織に加入。93年に16歳でトップチーム初出場を果たしてから25シーズンにわたって地元クラブ一筋でプレーしてきた。セリエA歴代3位の618試合に出場し、同歴代2位の250得点を記録。00〜01年にはMF中田英寿らとともに18季ぶり3度目のセリエA制覇を果たした。06〜07年に26得点でセリエA得点王を獲得。イタリア代表で通算58試合9得点を挙げ、06年W杯優勝にも貢献した。

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2017年5月25日のニュース