ハリル監督、金崎ら招集外選手にメッセージ「大島も忘れていませんよ」

[ 2017年5月25日 19:14 ]

　日本サッカー協会は２５日、６月７日の国際親善試合・シリア戦（味スタ）と同１３日のＷ杯アジア最終予選・イラク戦（イラン・テヘラン）に臨む日本代表メンバーを発表。記者会見に臨んだ日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督（６５）は今回招集しなかった選手の名前も次々に挙げ、「ここにいないから次も呼ばないわけじゃない」とメッセージを送った。

　ハリルホジッチ監督は代表常連だったＧＫ西川周作（３０＝浦和）、ＤＦ森重真人（３０＝ＦＣ東京）、ＭＦ清武弘嗣（２７＝Ｃ大阪）、ＦＷ宇佐美貴史（２５＝アウクスブルク）らを今回メンバーから外し、”サプライズ選出”となった元Ｊ２町田でブルガリア１部ＰＦＣベロエ・スタラ・ザゴラのＭＦ加藤恒平（２７）をはじめ、ＧＫ中村航輔（２２＝柏）、ＤＦ宇賀神友弥（２９＝浦和）、ＤＦ三浦弦太（２２＝Ｇ大阪）の４選手を初選出。

　ＦＷ乾貴士（２８＝エイバル）は２０１５年３月以来２年２カ月ぶりに招集したが、「他にもいいプレーをしている選手はいる」とＦＷ興梠慎三（３０＝浦和）、ＦＷ金崎夢生（２８＝鹿島）、ＦＷ杉本健勇（２４＝Ｃ大阪）、ＭＦ永木亮太（２８＝鹿島）、ＭＦ小林祐希（２５＝ヘーレンフェイン）らの名前を次々と挙げ、「我々は常に、定期的に見ている。ここにいないから次も呼ばないわけじゃない。私のチョイスがいいメッセージになることを信じている。いい選手がいれば誰だって呼べるということです」と国内外の選手たちへ呼びかけた。

　また、２０１３年３月を最後に代表から遠ざかっているＤＦ内田篤人（２９＝シャルケ）についても触れ「内田は素晴らしいパフォーマンスを持っている。心待ちにしている」と代表復帰を熱望。「大島も忘れていませんよ。ただ、怪我をしたと聞いています」とＭＦ大島僚太（２４＝川崎Ｆ）の名前も笑顔で付け加え、「皆に門は開かれている」と言い切った。

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