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ハリル監督、今野の重要性力説「かなり重要」W杯予選を「美しく終わりたい」

[ 2017年5月25日 18:13 ]

日本代表メンバーを発表するハリルホジッチ監督
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は25日、6月7日の国際親善試合・シリア戦(味スタ)と同13日のW杯アジア最終予選・イラク戦(イラン・テヘラン)に臨む日本代表メンバーを発表し、初招集4人を含む25人が選出された。

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)は記者会見で最年長選手のMF今野泰幸(34=G大阪)について再三触れ、その存在の重要さを強調。今野は約2年ぶりの代表招集となった3月のW杯最終予選・UAE戦で即先発出場し、チームを救うゴールも決めたが、その試合で左足小指を骨折して離脱した。所属先のG大阪ではまだ公式戦に復帰していないため、今野の起用については「まだ確信が持てません」としながらも「今野のような選手はたくさんはいません」と断言。

 イラク戦が行われるスタジアムは中立地テヘラン(イラン)のシャヒード・ダストゲルディ・スタジアムで、以前から「素晴らしいとは言えないピッチ。(会場を)変えようと努力したが、決定してしまった」と不満を漏らしていただけに「今回はグラウンド状態がキーとなる。ショートパス中心でのプレーはできなくなるかもしれない。ロングボール中心の空中戦になる可能性があるので、しっかりボールを奪うことが有効になる。今野の存在がかなり重要になる」と訴え、「最終予選は最悪な状態からスタートして今はまあまあな状態にいるだけ。最終予選を美しく終わりたい」と意気込んだ。

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2017年5月25日のニュース