本田の１年３カ月弾にハリル監督得意満面「信じたことは間違っていなかった」

　日本サッカー協会は２５日、６月７日の国際親善試合・シリア戦（味スタ）と同１３日のＷ杯アジア最終予選・イラク戦（イラン・テヘラン）に臨む日本代表メンバーを発表し、今季限りでセリエＡのＡＣミランを退団することを表明したＦＷ本田圭佑（３０）もこれまで通り選出された。

　日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督（６５）は本田がホーム最終戦となった２１日のボローニャ戦で１年３カ月ぶりゴールとなる左足ＦＫ弾を決めたことについて「いつもケイスケを信じたことは間違っていなかったと確信した。ボローニャ戦は本当にエクセレントだった。彼が気を緩めていないのはうれしい」と大喜び。その一方で「ただ、Ａ代表で（先発選手という）席を取るには（ライバルと）戦わないといけない。これは全員へのメッセージです」とも付け加えた。

　また、本田と同じく所属チームでなかなか出場機会に恵まれなかったＤＦ長友佑都（３０＝インテル・ミラノ）についても「ユウトはここ最近いいプレーをしている。ユウトが自分のパフォーマンスを取り戻したことがうれしい」と喜んだ。