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U20代表、V候補ウルグアイに惜敗 決勝T進出懸けイタリアと直接対決

[ 2017年5月24日 21:53 ]

久保はシュートを外した久保は残念そう
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 20歳以下の選手で争われるU―20ワールドカップ(W杯)韓国大会は24日、各地で1次リーグ第2戦が行われ、第1戦で逆転勝利を収めて白星スタートを切ったD組の日本は水原で南米王者のウルグアイと対戦。優勝候補の相手に0―2で惜敗し、決勝トーナメント進出決定はならなかった。ウルグアイは2連勝で1次リーグ突破が決定。通算1勝1敗とした日本は、27日の1次リーグ最終戦で同じく1勝1敗のイタリアと決勝トーナメント進出を懸けて対戦する。

 2―1で逆転勝ちした21日の南アフリカ戦から中2日。日本は初瀬、坂井、板倉に代わって藤谷、原、市丸が先発と初戦から3人を変更して第2戦に臨んだ。勝てば決勝トーナメント進出一番乗りが決まる1戦。ところが、開始早々に日本をアクシデントが襲う。南アフリカ戦で同点ゴールを決めたエースFW小川航基(19=磐田)が前半16分に相手選手と接触してピッチに着地した際に左膝を痛め、担架で運ばれ退場。南アフリカ戦で決勝点をアシストしたFW久保建英(15=FC東京U―18)が同20分から緊急で途中出場する事態となった。

 すると、ウルグアイは前半38分、自陣からのロングボールを受けたロドリゲスがペナルティーエリア右からラストパス。これを受けたスキアッパカッセが切り返してから右足でシュートを決め、日本は先制点を失った。

 何とか追いつきたい日本は後半、何度も相手ゴール前に迫った。10分、市丸がペナルティーエリア右からループシュートし、GKに弾かれたボールを久保がヘディングシュート。13分には久保がペナルティーエリア左から強烈な左足シュートを放ち、GKにセーブされたこぼれ球に反応した堂安がヘディングシュートしたが、これも大きく外れてネットを揺らすことはできなかった。22分には久保のスルーパスを受けた岩崎がペナルティーエリア右からシュートしたが、GKに阻まれて同点ならず。40分に得たペナルティーエリア手前からの右FKも堂安が左足で蹴ったボールはGKにキャッチされ、ロスタイムに決定的な2点目を失った。

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