シャルケ内田が帰国　完全復帰懸ける思い「もう１度、チャレンジ」

　シャルケのＤＦ内田篤人（２９）が２３日、ドイツでの７年目のシーズンを終え、成田空港着の航空機で帰国した。

　１５年６月に手術した右膝の影響で今季の出場は昨年１２月の欧州リーグ、ザルツブルク戦に途中出場したのみとなったが、患部は既に痛みや腫れもなく、万全の状態に近いという。「膝に関しては全然、やれる。来季は試合に出たい。リスタートを含めて、もう１度、チャレンジしないと」。来季に完全復活を賭ける思いを口にした。

　オフは約１カ月間、７月初旬にはチームでの練習が再開する。オフの過ごし方については「オフはオフなので息抜きして、後半から自主トレを。そこからはピリッとしたい。１〜２週間はトレーナーさんをつけてやります。チームから渡されているメニューもあるので、それはずっとですね」と語った。

　また自身のツイッターでＡＣミランの退団を表明したＭＦ本田圭佑についても言及。「出場機会があったり、なかったり厳しい状況だったと思うけど、ブレないのが本田さん。練習は常に１００％でやっていたと思うし、ミランで１０番を背負える日本人は凄い。どこに行くか、電話して聞いてみます（笑い）。もう１回、一緒に、と思うには僕自身がもう１回、這い上がらないと」と話していた。