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【南アフリカ戦分析】久保、パスで君臨!成功率最高の83.3%

[ 2017年5月23日 08:10 ]

U-20W杯韓国大会1次リーグD組   日本2―1南アフリカ ( 2017年5月21日    水原 )

<日本・南アフリカ>パス成功率83・3%を記録した久保
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 15歳のFW久保は後半14分から出場。同27分のMF堂安の決勝点をアシストするなど31分間プレーした。プレー回数は計24回。12本のパスは10本を味方に通し、成功率は83・3%と高かった。出場直後にFW小川へ出したスルーパスでいきなり決定機を演出。特に1タッチパスは6本のうち5本が成功。本数は少ないが、成功率83・3%はチーム最高だった。クロス2本のうち1本は決勝点のアシストで、失敗した1本もゴール前へ走り込んだ堂安への惜しいロングクロス。パス、クロスで高い技術を見せた。

 課題はトラップ成功率の低さだろう。12回のうち6回をミス(成功率50%)した。堂安(同82%)三好(同95%)坂井(同97%)小川(同82%)ら他のプレーヤーが、全て80%以上なだけに目立つ数字だ。そこまでは、まだ期待されていないかもしれないが、こぼれ球の奪取やタックルなど守備面での貢献は全くなかった。途中出場で攻撃にインパクトを与えたが、シュートは1本もなし。得意のセットプレーも含めて、次戦では自らもゴールを狙ってほしいところだ。

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2017年5月23日のニュース