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浦和「KLM」進化見せる そろい踏みで4戦19点、破壊力抜群

[ 2017年5月19日 05:30 ]

6戦ぶりに3人そろって先発する可能性が浮上した浦和の(左から)李、興梠、武藤
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 首位を走る浦和は20日、ホームに清水を迎える。助っ人FWラファエル・シルバが右股関節周りの肉離れで離脱するため、前線には6戦ぶりに「KLM」がそろって先発する可能性が浮上。18日の実戦形式は12対12の変則ながらFW興梠(K)、李(L)、武藤(M)が主力組に入り、抜群の連係を見せた。

 先発すれば6戦ぶりとなる李は「僕自身、一番バランスがいいと思っている」と3人の連係に自信を示す。今季KLMが先発した公式戦はACLのウェスタン・シドニー戦、FCソウル戦とリーグ戦の神戸戦、仙台戦の4試合。それぞれ4、5、3、7点と計19得点を叩き出した。昨季そろって2桁得点をマークしたKLMだが、破壊力はさらに増している。

 因縁もある。2年前のACLでは水原(韓国)に1―2で敗れたが、清水のエースFW鄭大世(チョン・テセ)は当時水原に所属。試合後「(監督から)球際で強く行けば日本勢は何もできない、という指示があった」と痛烈な指摘を受けた。「そこから自分たちは進化している。強さを見せたい」と武藤。パワーアップしたKLMで清水を粉砕する。

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2017年5月19日のニュース