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日本協会、巡回指導活動でトヨタと契約 課題の指導者不足克服へ

[ 2017年5月18日 05:30 ]

記者会見する(左から)日本サッカー協会の田嶋幸会長、トヨタ自動車販売店協会の卜部治久氏、西野朗日本サッカー協会技術委員長
Photo By 共同

 日本協会は17日、未就学児を対象とした巡回指導活動でトヨタ自動車とパートナーシップ契約を締結したと発表した。全国のトヨタ販売店などのスタッフが日本協会の公認資格を取得し、幼稚園や保育園で指導に当たる。日本協会はこれまでも巡回指導活動を行ってきたが、平日昼の活動のため指導者不足が課題となっており、トヨタとの契約で人材確保を目指す。

 少子化の影響もあり育成年代の選手登録が減少傾向に転じる中での新たな取り組み。田嶋会長は「世界一のトヨタと世界一を目指す日本協会が手を取り合う素晴らしいプロジェクト」と強調。トヨタ自動車販売店協会の卜部治久氏は「地域に根ざした活動を通じ、お客さまと感動を分かち合いたい」と語った。

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2017年5月18日のニュース