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磐田 8戦ぶり黒星…理想の試合運びに名波監督「悔しさ倍増」

[ 2017年5月15日 05:30 ]

明治安田生命J1第11節   磐田0―2川崎F ( 2017年5月14日    ヤマハ )

<磐田・川崎F>前半4分、スローインから川又(左)がシュートを放つがゴールならず
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 磐田は川崎Fに0―2で敗れ、公式戦では4月12日のルヴァン杯・仙台戦以来8試合ぶりに黒星を喫した。

 リーグ戦では4月8日のアウェー横浜戦以来となる敗者の弁。感情が普段とは違った。名波浩監督(44)は「思った以上にできたからこそ悔しさは倍増している」。“勝負に勝って試合に負けた”。そんな思いがにじみ出た。前半4分、キャンプから取り組んできたスローインからFW川又堅碁(27)がターンでDFを振り切り左足シュート。2分後にはDF桜内渚(27)の左ボレーがバーを直撃した。

 相手は前節終了時の1試合平均パス本数がリーグトップの680・4本とJ屈指のポゼッションサッカーと攻撃力を誇る。試合前、イレブンの多くが「ボールを支配される時間は長くなる」と苦戦を覚悟したが、前半から守備が機能して互角以上の戦いを演じた。川又は「前半の戦い方が全体的にできれば、どこが相手でも形はつくれる。だから今日(14日の負け)は本当に悔しい」と前向きに振り返った。

 公式戦不敗記録は7でストップ。

 「次からまた負けなしを続けて行けるよう、しっかり反省してやっていきたい」とDF大井健太郎(33)。この日の敗戦を20日の次節・ホーム柏戦につなげる。

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2017年5月15日のニュース