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U20代表“6秒カウンター”で崩す!GKルール逆手に攻撃に幅

[ 2017年5月14日 05:30 ]

U―20日本代表国内合宿3日目

ミニゲームで岩崎(左から3人目)に絶妙なスルーパスを出す久保(左)
Photo By スポニチ

 世界を脅かす秘策は“6秒カウンター”だ。20日開幕のU―20W杯韓国大会に臨むU―20日本代表は13日、静岡県内で国内合宿3日目の練習を消化。11対11のミニゲームでは、少ないタッチ数での動きを意識した。今大会はGKが手で6秒を超えてボールを保持できない「6秒ルール」が厳格化され、違反すると間接FKを与えてしまう。チームとして素早い判断力が不可欠だが、GK小島は「ボールを持った時の味方の動きだしが重要になる。(味方が)体力的にきつくなるのでコーチングで生かしたい」と前向きに語った。

 既にチームは内山監督や佐藤GKコーチから説明を受け、変化を柔軟に捉えている余裕がある。最後尾からパスでつなぎFW久保らの足元に付けるもよし、一発のロングフィードで長身FWの小川航に当てるもよし。考え方一つで、攻撃の幅は一気に広がる。小島は「あさっての試合(15日、親善試合ホンジュラス戦)でも意識したい」と話し、久保も「頭に入れておきたい」と強調。守から攻へ。わずか6秒間の意識共有が勝利への突破口となる。

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2017年5月14日のニュース