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MF堂安“チーム1号”天才久保とレフティー共存「感じ合える」

[ 2017年5月12日 05:30 ]

U―20日本代表国内合宿

ミニゲームで久保(右)がヒール気味にボールを流すと堂安(左から2人目)がゴールを決める
Photo By スポニチ

 U―20日本代表MF堂安が“チーム1号ゴール”を決めた。ミニゲームでFW久保の落としから左足を一閃。豪快にネットを揺らした。「きょうは体を動かすだけだったけど良い感じで入れた。(久保とは)感覚的に感じ合えるし、(2人で)崩せるところもあると思う」。レフティー同士の共存に手応えを示した。

 優勝した昨年のU―19アジア選手権ではMVPを獲得。G大阪では今季プロ初得点を始め、公式戦4得点を挙げている。「何が変わったのか分からない。自信は元々あった」と話したが右肩上がりで成長し続けている。

 ブレークを後押ししてくれたのはビターチョコレートだ。親類がクラブの寮に持ってきてくれたのがキッカケで、リーグ・新潟戦(4月1日)から試合前に口にするようになった。「苦いけど“良薬口に苦し”というじゃないですか」と笑うように新潟戦では逆転勝利を演出。その後のレギュラー奪取につなげた。

 「7試合分のチョコレートを持ってきた」。15日の強化試合ホンジュラス戦を始め、U―20W杯決勝までを見据えて用意。「先輩たちの記録を超えたい。世界一?イケるっしょ!」。どこまでも不敵な18歳がチームをけん引する。

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