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G大阪、今季初首位逃す 堂安21年ぶり10代4戦連発ならず

[ 2017年5月5日 16:36 ]

<G大阪・清水>後半4分、先制ゴールを決めるチアゴ・アウベス(右)
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 明治安田生命J1リーグは5日、各地で第10節第2日の2試合が行われ、G大阪はホームの吹田スタジアムで清水と対戦。1―1で引き分けに終わり、ともに今季初となる3連勝と首位浮上を逃した。

 後半4分に先制点を許したG大阪は同12分、倉田が堂安のパスをワンタッチで井手口に渡し、ペナルティーエリア内へ進入。井手口から再びボールを受けた倉田が右足でゴールを決め、同点に追いついたが、逆転することはできなかった。

 公式戦3試合連続で4ゴールを決めていたU―20日本代表MF堂安は1996年のFW柳沢敦(鹿島)以来21年ぶりとなる10代での公式戦4試合連続ゴールは逃したが、貴重な同点ゴールに絡み、前節で19年ぶりにベンチで試合終了を迎えた元日本代表MF遠藤は後半11分から途中出場している。

 日本代表のハリルホジッチ監督が視察する中で今季5点目を決めた倉田は「律(堂安)とかと近くでやろうと言っていた。理想的な形ができた。陽介(井手口)がいいボールを裏に通してくれたので、あとは落ち着いて決めるだけだった」と振り返った。

 中3日となる9日には敵地で行われる済州(韓国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ最終戦が控える。H組最下位のG大阪が逆転で決勝トーナメント進出を決めるには大量得点で勝利した上でアデレード(オーストラリア)が敗戦という厳しい状況に追い込まれているが、倉田は「次はACL。アウェーで厳しい戦いがある。そこでしっかり大量得点が取れるように全員でしっかり準備していきたい」と話した。

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2017年5月5日のニュース