×

浦和の“4月男”武藤、不敗継続弾「必ず決める」新パフォ披露も

[ 2017年4月30日 05:30 ]

明治安田生命J1第9節   浦和―大宮 ( 2017年4月30日    NACK )

練習後、リラックスした表情でストレッチする浦和・武藤(右)
Photo By スポニチ

 首位を走る浦和は、最下位の大宮とアウェーでの「さいたまダービー」に臨む。浦和に加入した15年以降、得点した試合は24勝2分けで26戦無敗の“不敗神話”を持つMF武藤は、最下位相手にも容赦はない。「大宮は捨て身で来ると思う。隙を見せず、叩きのめす気持ちでやらないといけない」と気持ちを込めた。

 季節が春から初夏に向かう「4月」は武藤の季節と言っていい。15〜16年は先発8戦5得点。今年も7日の仙台戦で1得点。チームも、4月は公式戦6連勝と気温とともに上昇中だ。「互いの状況には差がある。必ず勝ちたい」。対大宮も昨年7月の対戦で1得点。ダービーの雰囲気も心得ている。

 現在、唯一の悩みがあるとすればゴール後のパフォーマンス。3月のC大阪戦では胸の前で親指と小指を立てた両手をフリフリするAマドリードのグリエズマンをまねたが、DF槙野から「パクりではお前の名前が出てこない」と指摘された。「得点が先ですが、そこが一番の課題」と苦笑いする。今季の総得点は浦和の24点に対し、大宮はわずか2点と攻撃力の差は歴然。不敗弾男のパフォーマンスからも目が離せない。

続きを表示

2017年4月30日のニュース