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ハリル監督無念…イラク戦の会場変更かなわず「難しいとの回答が来た」

[ 2017年4月17日 18:39 ]

16日に浦和の試合を視察するハリルホジッチ監督
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会がイラク協会に要求していた6月13日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選・イラク戦の会場変更を拒否されたことが判明した。

 政情不安でイラクはホームゲームの自国開催ができないため、第3国イランの「シャヒード・ダストゲルディ・スタジアム」での開催が確実で、近日中に正式発表される見通し。ピッチ状態や中継設備の問題などから、日本協会は4月上旬にスタジアムの変更を提案していたが、先週末に応じられないとの文書が届いていた。

 関係者は「変更は難しいとの回答が来ました。これで、パス・スタジアム(シャヒード・ダストゲルディ・スタジアムの通称)でやることが確実だと思います」と説明。ハリルホジッチ監督は16日に「小さなスタジアムでグラウンドの状態が悪い。変更を要求している。より良いスタジアム、より良い環境でしたい」と語っていたが、既に断りが入っていたことになる。

 シャヒード・ダストゲルディ・スタジアムは収容8250人で、イラン1部エステルラグ・テヘランの練習場や、U―20イラン代表のホームスタジアムとして使用されている。

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2017年4月17日のニュース