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ACミラン新CEOは18〜19年の欧州CL出場を当面の目標に

[ 2017年4月14日 21:58 ]

 日本代表MF本田圭佑(30)が所属するイタリアの名門ACミランが13日に中国投資家グループへ正式に売却されたことを受けて、新CEO(最高経営責任者)に就任したイタリア人のマルコ・ファッソーネ氏(53)は、18〜19年の欧州チャンピオンズリーグ出場を当面の目標に掲げた。

 ユベントス、ナポリ、インテル・ミラノでGM職などを務めた同氏は14日の会見で、今後の経営方針について説明。「我々はミランなので“少しずつ”などという言葉を使ってはいけない立場」と早期のチーム再建を目指すとした上で「あまりにも長い間、チャンピオンズリーグから離れすぎた。幸いにも18〜19年からイタリアは4チームが参加できるようになるので、まずはそのシーズンの出場を目指したい」と来季セリエAでトップ4入りし、欧州CL出場権獲得することを誓った。

 ACミランのセリエA優勝は10〜11年シーズンが最後で、過去3シーズンは8位、10位、7位と低迷。欧州チャンピオンズリーグ出場は13〜14年(16強入り)以来遠ざかっている。

 補強については「現在の若手中心の布陣は素晴らしいが、1人か2人はビッグネームを置いておきたい」と今夏に大物選手の獲得に動く見通しを示した。18歳のイタリア代表GKドンナルンマについて「将来のクラブの象徴。新オーナーは契約交渉で早期決着を求めている」と契約延長による引き留めに全力を尽くす考えを明らかにした。またモンテッラ監督については続投を明言した。

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2017年4月14日のニュース