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鹿島陥落…最下位相手に苦杯 故障者続出で若手起用も実らず

[ 2017年4月13日 05:30 ]

ACL1次リーグE組   鹿島1―2ブリスベン ( 2017年4月12日    ブリスベン )

<ブリスベン・鹿島>E組最下位の相手に敗れてうなだれる鹿島イレブン
Photo By 共同

 鹿島はE組最下位のブリスベンに敗れ、首位から2位へ陥落。石井監督は「ミスで失点したことによって、苦しい状況になってしまったことが一番の敗因」と痛恨の1敗を振り返った。

 ミスが出た。前半18分にDF植田が裏への浮き球の処理をしきれず、FWマクラーレンに今大会チーム初得点となる先制ゴールを決められた。後半4分にはMFレオ・シルバがFKを与え、MF小笠原のクリアをFWホルマンにダイレクトで仕留められた。

 苦しい台所事情だ。右足首痛のFW金崎に加えFWペドロ・ジュニオールも右足痛で離脱。今季福岡から加入し公式戦未出場だったFW金森を先発に抜てきし、後半16分には1日のリーグ・大宮戦で公式戦初出場したばかりの18歳のFW安部を投入した。安部は果敢にゴールに迫り、後半34分に途中出場のMF永木が1点を返したが、反撃は及ばなかった。

 次戦にも11年以来となる16強入りが決まる可能性も出てきたが、永木は「2、3点取れたと思う。自分たちの力不足」と上を見据えて反省した。

 ▼鹿島の決勝トーナメント(T)進出条件 ブリスベンに敗れて2位に転落した鹿島だが、次節(26日)にも決勝T進出が決まる可能性がある。アウェーの蔚山戦に○、E組首位に立ったムアントンがブリスベン戦に○か△で、鹿島の2位以内が確定し、決勝T進出が決まる。

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2017年4月13日のニュース