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浦和 日中対決制し1次L突破に王手 ラファV弾 西川は右手でPK阻止

[ 2017年4月11日 21:20 ]

<浦和・上海上港>前半、浦和のラファエル・シルバはゴールを決め喜ぶ
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サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は11日、1次リーグ第4節が行われ、F組の浦和は上海上港(中国)とホームの埼玉スタジアムで対戦。相手に2つのPKを与えながら1―0で勝利を収め、首位に返り咲いて決勝トーナメント進出に王手をかけた。通算3勝1敗の勝ち点9で上海上港と並んだが、得失点差で上回った。

 上海上港には敵地で行われた3月15日の前節で2―3と敗戦。同じ相手に連敗するわけにいかない浦和は前半終了間際の44分、先制に成功した。青木の縦パスをペナルティーエリア内で受けたズラタンがラストパス。これを受けたラファエル・シルバが右足で決めた。開始約20秒で放ったシュートが右ポストを叩く不運もあったラファエル・シルバだったが、これで2試合連続ゴールの今大会3点目となった。

 後半19分にはMF柏木がペナルティーエリア内でブラジル代表FWオスカルを倒してPKを与えたが、同20分、オスカルが右方向を狙ったボールに鋭く反応したGK西川が右手1本で阻止するなど、日本代表のハリルホジッチ監督が視察した1戦で好セーブを連発。オスカルは後半31分にもDF槙野のハンドで獲得したPKを大きく外して失敗するなど精彩を欠いた。

 F組首位に返り咲いた浦和は、26日に行われる次節はホームでウェスタン・シドニー(オーストラリア)と対戦する。

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2017年4月11日のニュース