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浅野 2発で首位浮上に貢献!山田との“日本人対決”を制す

[ 2017年4月9日 22:34 ]

ドイツ2部第28節   シュツットガルト2―0カールスルーエ ( 2017年4月9日 )

今季3点目を決めたシュツットガルトのFW浅野
Photo By ゲッティ=共同

 ドイツ2部シュツットガルトの日本代表FW浅野拓磨(22)が9日、ホームのカールスルーエ戦にフル出場。先制点を含む2ゴールを決め、今季リーグ戦初得点を記録した“好相性”の相手に対し再び躍動。2―0で勝利し、暫定ながらチームの首位浮上に貢献した。また、カールスルーエのMF山田大記(28)はフル出場したが最下位に沈むチームを救うことが出来なかった。

 浅野は2戦連続で右MFとして先発。前半開始早々に右サイドの裏へ飛び出し、後方からのロングボールを左足ダイレクトで中央へ折り返すなどキレのある動きを披露。

 前半27分にはMFゲントナーの左からのクロスに絶妙なタイミングで2列目から飛び出し、完全にフリーとなって頭で軽く流し込み先制弾。代名詞のジャガーポーズも飛び出し、昨年11月28日のニュルンベルク戦以来となるゴールに喜びを爆発させた。

 さらに浅野は1―0の後半16分、MFマキシムのシュートのこぼれ球を右足で押し込み追加点。

 浅野はシュツットガルト移籍後、リーグ戦初ゴールも昨年10月30日の敵地カールスルーエ戦で記録しており、これで今季4ゴールのうち3得点を同じ相手から奪ったことになった。

 試合はシュツットガルトが浅野の2得点を最後まで守り抜き、6戦ぶりの白星。暫定ながらも首位に浮上し、1部昇格へ向け順調に歩みを進めた。

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2017年4月9日のニュース