Ｇ大阪　１０年ぶり４連敗中の広島警戒「ワンチャンスで仕事できる選手がいる」

　Ｇ大阪は７日にホームで広島と対戦する。相手は１０年ぶり４連敗中で今季まだ１勝もしていないが、２０１８年末まで契約を延長した大黒柱の元日本代表ＭＦ遠藤保仁（３７）は慢心排除を強調した。　

　「元々、力のあるチーム。良かった時の広島のイメージを変えずに僕らはやりたい。工藤（壮人）くんが入ったり、（佐藤）寿人やウタカが抜けて連係はできてないかもしれないけど、１発のあるチーム。ワンチャンスで仕事できる選手がいる」と遠藤は一昨年のリーグ王者の力を侮っていない。

　そんな中、長谷川健太監督（５１）とともに最も警戒心を示したのは、やはり元日本代表ＭＦ青山敏弘（３１）。遠藤は「中心は青ちゃんだと思うので、できるだけ良い配球をさせないようにしていかないといけない。窮屈で、ストレスがかかるようなプレスのかけ方していきたい」と話し、長谷川監督も「うちの遠藤と一緒で、青山をケアしないと自由にボールを出される」。日本を代表するプレーメーカーを封じることが、２連勝への近道になる。