札幌に国内初スペイン流サッカー指導者学校 講師は山本昌邦氏の長男

[ 2017年4月5日 09:03 ]

スペイン流サッカー指導者育成学校の講師を務める山本健太道科学大高コーチ(左)と学校を運営する「HKDスポーツアカデミー」を設立した清水隆行同コーチ
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 札幌に、日本初のスペイン指導メソッドを基にしたサッカー指導者育成学校が開校されることが4日、分かった。講師を務めるのは元磐田監督で日本代表コーチも務めた山本昌邦氏(58)の長男・山本健太氏(32)。道科学大高サッカー部でコーチを務める清水隆行氏(41)が設立した一般社団法人「HKDスポーツアカデミー」が運営し、9日に開校予定。北海道から「スペイン流」の新たな風を吹かせる。

 札幌に新たに誕生するのは、スペイン・バルセロナの指導メソッドを基にした指導者学校だ。講師を務める山本氏はカタルーニャ州指導者ライセンス(最高レベルのLEVEL3)を保持。同校で学び、スペイン生活5年間であらゆるカテゴリーを指導した経験から独自の指導を行う。

 「自分がスペインで学んだものが、日本でどうなるのか。素晴らしさを伝えたかった」。山本氏は目を輝かせた。

 きっかけは札幌大谷サッカー部コーチとして5度の全国大会出場経験を持つ清水氏。5年前にスペイン留学を経験した同氏が日本での指導者学校開校を模索する中、知人の紹介で山本氏と出会った。「指導方法は一つじゃない。もっと選択肢がある方が指導者もレベルアップする」という理念に山本氏も共感。昨年4月に一般社団法人を設立した清水氏の熱心な誘いを受けて昨年6月、札幌へとやってきた。

 学校では大きく4分野に分け、(1)指導メソッド論(2)技術論(3)戦術論(4)フィジカル論、の講義を行う。週1回のペースで各分野10回、全40回を1年かけて学ぶ。道科学大高を校舎代わりに、会議室で講義を行い、サッカー部の練習では実戦指導も行う。学校名は「HKD Coaching Academy」。北海道にいながらスペイン・バルセロナの指導メソッドを学べる学校は大きな反響を呼びそうだ。

 「五輪で父を見て刺激を受けたし、指導者は父の影響が強い」。父・昌邦氏譲りの指導力で、北の大地から“スペイン流”を発信する。

 ◇山本 健太氏(やまもと・けんた)1985年(昭60)3月6日、静岡県磐田市生まれの32歳。指導歴は、国士舘大卒業後にメキシコで1年半、スペイン・バルセロナで5年間、指導法を学び、カタルーニャ州指導者ライセンスLEVEL3(日本のS級相当)を取得した。現在はHKDスポーツアカデミースタッフ兼北海道科学大高サッカー部コーチ。父はアトランタ五輪で日本代表コーチ、アテネ五輪で日本代表監督を務めた山本昌邦氏。

 ≪入学生募集中≫一般社団法人HKDスポーツアカデミーの「HKD Coaching Academy」では、生徒を募集している。1回目の授業は9日からスタートし、期間は来年3月まで。時間は午後6時半から午後9時半までで、70分×2コマを予定。締め切り期限は7日。問い合わせは、一般社団法人HKDスポーツアカデミーホームページ(アドレス別掲)まで。

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