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なでしこ キリン杯コスタリカ戦7人入れ替わり 高倉監督「熊本で勇気あるプレーを」

[ 2017年3月30日 17:07 ]

コスタリカ戦のメンバー発表会見を行う高倉監督(右)。左は今井女子委員長
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は30日、4月9日に行われるキリン杯コスタリカ戦に臨む女子の日本代表「なでしこジャパン」のメンバー23人を発表した。熊本地震復興支援マッチとして行われる試合で、昨春の就任以降日本で初の国際Aマッチを指揮する高倉麻子監督(48)は「熊本で、選手の勇気あるプレーを皆さんにお見せすることができたらいい」と力を込めた。

 メンバーは今月初旬のアルガルベ杯から7人が入れ替わった。FW永里優季(29=フランクフルト)が引き続き招集を見送られる一方、昨年のU―20W杯パプアニューギニア大会得点王のFW上野真実(20=愛媛)、MF隅田凜(21=日テレ)、FW大矢歩(22=愛媛)、そしてなでしこチャレンジリーグ(3部相当)の京都に在籍するDF石井咲希(21)と若い世代の4人がA代表に初選出された。

 アルガルベ杯では今回のメンバーにも招集された20歳のMF長谷川、FW籾木ら新戦力がA代表デビューを飾る一方、チームは5位決定戦でオランダに敗れ、計2勝2敗の6位で終戦。指揮官は「選手の可能性を探りながら様々なポジションを試したり組み合わせを試したが、私が想像したようなゲーム展開にはならず、結果としては非常に残念だった。ただ、また新しく可能性を見せてくれた選手もいる。とにかくチャレンジしてやっていきたい。熊本の試合が(アルガルベ杯の)5試合目という感覚を持ちながら戦いたい」と語った。

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2017年3月30日のニュース