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ブラジル最速W杯!ネイマール決めた PK失敗帳消し60m独走弾

[ 2017年3月30日 05:30 ]

W杯南米予選・第14節   ブラジル3―0パラグアイ ( 2017年3月28日 )

<ブラジル・パラグアイ>ゴールを決め、喜ぶネイマール
Photo By AP

 W杯南米予選第14節の5試合が28日に行われ、首位ブラジルはFWネイマール(25)の今予選6点目などで3―0とパラグアイに快勝し8連勝。勝ち点33とし、21大会連続21度目の本大会出場を決めた。ウルグアイとアルゼンチンがそろって敗れたため、出場権を得る4位以上が4試合を残して確定。18年W杯ロシア大会の予選突破一番乗りを果たした。過去3大会は日本が世界最速だった。

 背番号10のエースが“W杯出場決定弾”を決めた。1―0の後半19分、ネイマールが自陣で相手2人を抜き去ると、約60メートルをドリブルで独走してスーパーゴール。2戦連発となる今予選チーム最多6点目は、後半8分のPK失敗も帳消しにした。「(相手選手から)たくさんファウルを受けたが気にしない。それしかオレを止める方法はないからね」と胸を張った。

 南米予選6位と低迷していた昨年6月の指揮官交代が転機だった。ドゥンガ監督が解任され、チチ監督が就任。コリンチャンスで12年にクラブW杯優勝を果たした名将がチームを立て直し、8戦全勝で一気にW杯出場を決めた。ネイマールの主将辞退を認めてプレーに集中させ、リオ五輪優勝メンバーの19歳FWガブリエウ・ジェズスらを抜てき。MFパウリーニョら中国でプレーしても調子が良い選手は招集するなど、ベテラン指揮官の眼力、手腕が王国の潜在能力を引き出した。

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2017年3月30日のニュース