鹿島・植田から11分3発逆転!!23日W杯予選UAE戦へ弾み

[ 2017年3月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第4節   鹿島3―2清水 ( 2017年3月18日    アイスタ )

<鹿島・清水>後半34分、ゴールを決め絶叫する鹿島・鈴木
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 8試合が行われ、鹿島は敵地で清水を3―2で下した。W杯アジア最終予選の日本代表メンバーに選出されたDF植田直通(22)が後半29分に前半のミスを帳消しにする公式戦2戦連続のヘディングゴール。反撃の口火を切り、怒とうの3連発で大逆転した。またC大阪は1―0で鳥栖に競り勝ち、日本代表MF清武弘嗣(27)が決勝点の起点になる活躍を見せた。

 失ったものを全力で奪い返しにいった。その執念が、追い込まれた流れを一変させた。0―2の後半29分、植田は遠藤のFKをファーサイドのゴール左で待ち構えた。抜群の身体能力を生かし、自分より身長が2センチ高くリーチを使ったGKよりも高く跳ね上がる。ヘディングで公式戦2戦連続のゴール。「自分が失ったから、絶対取り返したいと思っていた」とホッとした表情を浮かべた。

 前半に大きなミスを犯して失点に絡んだ。清水がGKからロングフィードを展開した直後。相手FW鄭大世(チョン・テセ)が頭で落としたボールが足元へこぼれてきた。クリアしようとした球が相手FW金子の体に当たり、自身が体勢を崩した隙に先制を許した。それでも「修正できる」と引きずらず、巡ってきた絶好機で挽回。この1点で清水は焦った。鹿島の中盤にスペースが生まれ、終盤の猛攻に火がついた。

 世代別代表に初選出されたのは熊本・大津高1年の時。中3までは無名のFWだったが、1メートル85の長身、テコンドー仕込みの体の強さやスピードを買った当時のU―17吉武監督らが「将来化けるんじゃないか」と可能性を感じて選出した。高校途中でDFに転向し、14年末にはA代表に初招集された。

 昨年もW杯アジア最終予選に呼ばれたが、まだ国際Aマッチの出場はない。「サッカーに年齢は関係ない。選ばれるだけじゃなく、試合に出ることを目標にやっていかないと」。今回の代表メンバーの中で最年少の22歳は「勝って代表に行けるのは凄くいい」とうなずいた。高校時代、選手としての目標として「血を流す」とだけ記したことがある。代表で待望の出番が訪れた時にも、全力で相手を倒しにいく。

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