今野 2年ぶり代表招集も困惑「一体、何をすれば…」

[ 2017年3月18日 05:30 ]

明治安田生命J1第4節   浦和―G大阪 ( 2017年3月19日    吹田ス )

2年ぶりの代表選出に困惑した表情のG大阪MF今野
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 W杯アジア最終予選のUAE戦(23日、アルアイン)、タイ戦(28日、埼玉)へ向けて、2年ぶりに代表選出されたG大阪MF今野泰幸(34)が、困惑の表情を浮かべた。喜びよりもネガティブな発言を連発。アウェーUAE戦の持つ重さを理解しているだけに、うかつに景気の良いコメントを発することは控えた。まずは19日の浦和戦に勝利し、ハリルジャパンに何をもたらせるかを自問する。 日本代表メンバー  W杯アジア最終予選

 この2連戦の重みを知っているからこそ“ネガティブ今ちゃん”全開だった。今野は「いや、驚きしかない。俺は一体、何をすれば良いんですか?何ができるか分からない」と逆取材。さらに2度のW杯出場など、ハリルホジッチ監督が期待する豊富な経験値を問われると「全てを知り尽くしていると思います?」と言い放ち、GK川島とともに最年長選手ということに関しては「年齢が一番上だからといって能力が上がるわけじゃない」と続けた。

 発言の背景には強い責任感がある。14年4月19日の大宮戦では今野の決勝点で勝ったにもかかわらず、自らが投入された直後に失点したことを悔やみ「舌をかんで死にたい」と口にした。痛恨のPKを与えて敗退の一因となった14年ブラジルW杯コロンビア戦後にも「サッカー人生が終わる可能性がある」と発言するなど、常に悲壮な覚悟でピッチに立っている。ましてや、アウェーで行われるUAE戦はロシアW杯出場を左右しかねない重要な一戦。ハリルジャパンの勝利のために、ピッチ内外で自らができることを模索しているようだった。

 今季は3ボランチの一角として攻守に奮闘。ボール奪取能力は国内屈指。何よりも新戦術をいち早く習得するなど高い戦術理解度も見せている。ハリルホジッチ監督の構想では長谷部のバックアップという位置づけだが、UAE戦では勝負どころで“クローザー”起用される可能性は十分だ。

 「まずはJリーグ。良い流れに持っていけるかどうかの瀬戸際。今度の浦和戦は大事な試合」と今野。明日の浦和戦では復活した代表戦士としての力を見せつけ、勢いをつけて敵地に乗り込む。

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