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”珍事”受け松本が第3ユニホーム用意「たいへんご不快な思いを」

[ 2017年3月17日 17:35 ]

12日の岐阜―松本戦では両チームのユニホームが識別しづらく試合が中断
Photo By スポニチ

 J2松本は17日、白を基調とした第3ユニホームの登録が完了したと発表した。

 松本のユニホームを巡っては、12日に行われた明治安田生命J2リーグ・第3節で敵地に乗り込み岐阜と対戦した際に問題が発生。両チームはともにチームカラーが緑だが、ホームである岐阜の深緑色のユニホームと、アウェーである松本が用意したダークグレーの第2ユニホームが識別しにくく、両チームの選手が誤って相手選手にパスを出すシーンが頻発したため前半12分に試合が約3分間中断した。

 そのため、後半から岐阜の選手が上半身だけ第2ユニホームの白色に変更して試合を続行。本来ならばホームチームが優先的にクラブカラーの緑をつかった第1ユニホームを着用するため岐阜側の配慮に感謝の声が挙がる一方で、騒動となっていた。なお、松本の第2ユニホームは昨季までは白で、今季からグレーに変更したばかりだった。

 クラブはこの件について「FC岐阜様、並びに関係者の皆様には、改めましてこの場を借りて御礼申し上げます」とした上で、「何よりもピッチでプレーする選手のパフォーマンスへの影響がありましたこと、さらにスタジアムでご観戦された皆様、テレビなどを通じて試合をご観戦されいただいていた皆様、日頃より両クラブへご声援を賜っております多くのファン・サポーターの皆様に対して、たいへんご不快な思いをおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と陳謝。「今後も同様のケースが懸念されるため、松本山雅FCでは、Jリーグと協議の上、新たに3rdユニフォームを登録し、4月以降の公式戦での着用が可能となりましたこと、お知らせいたします」としている。

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2017年3月17日のニュース