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有終3冠狙うルイス・エンリケ監督 歓喜のジャンプでじん帯損傷?

[ 2017年3月10日 05:30 ]

欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦   バルセロナ6―1パリSG ( 2017年3月8日    バルセロナ )

大喜びするバルセロナのルイス・エンリケ監督
Photo By AP

 試合終了の笛とともにピッチへダッシュし、滑り込み、歓喜のジャンプ。冷静になったバルセロナのルイス・エンリケ監督は膝に痛みを感じていた。「ピッチでじん帯を切ったかも。その価値はあったね」とジョークで笑い飛ばした。

 第1戦の惨敗後にシステム変更で戦術のテコ入れをするとともに心理面でもイレブンに奮起を促した。3月1日のヒホン戦直後に今季限りでの退任を発表。「残りの3カ月を欧州CL、リーグで逆転するために全力を尽くす」と表明し、退路を断った。MFラキティッチが「選手は監督を支援し、最後まで一緒に戦い続ける」と語ったように指揮官の花道を飾ろうという一体感が生まれた。欧州CLは8強入り。リーグは暫定首位、スペイン国王杯は決勝進出。3冠で有終の美を飾ることが現実味を帯びてきた。

 ▼バルセロナDFピケ 病院は9カ月後に看護師をたくさん雇わないとね。たくさんのファンが愛し合って勝利を祝うだろうから。

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2017年3月10日のニュース