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“呪縛”解けたレスターが今季初の2連勝!マフレズ鮮やか決勝弾

[ 2017年3月5日 02:20 ]

プレミアリーグ第27節   レスター3―1ハル・シティー ( 2017年3月4日 )

ハル・シティー戦でシュートを放つレスターMFマフレズ(AP)
Photo By AP

 サッカーのイングランド・プレミアリーグ第27節は4日、各地で行われ、前節リバプール戦で17年リーグ戦初白星を挙げたレスターはホームでハル・シティーと対戦。ここまで不振だったアルジェリア代表MFマフレズが1―1の後半15分に決勝点を決め、3―1の勝利に貢献。今季初のリーグ2連勝を飾った。また、日本代表FW岡崎は先発し、得点に絡めないまま後半25分に退いた。

 昨年の優勝に貢献したラニエリ監督を解任し、前節7戦ぶりの勝利を手に入れたレスターは勢いそのまま前半から積極的に攻撃を仕掛け、主導権を握る。

 しかし前半15分、MFエンディディの痛恨のパスミスからカウンターを仕掛けられると左サイド崩されMFクルーカスに先制点をあっさりと献上してしまった。

 不振の今期を象徴する嫌な流れになるかと思われたが前半28分、元オーストリア代表DFフクスが左サイドでボールを奪ってFWバーディーにパス。深い位置までドリブルで運んだバーディーはニアサイドに走り込んだFW岡崎をおとりに、フリーになっていたフクスにグランダーのクロス。フクスはこれを利き足ではない右足で蹴り込み同点に追いつく。

 1―1で後半へ折り返すと同15分、右サイドでボールを受けたMFマフレズが中央へカットイン。相手DF2人をキックフェイントで左右へ4度揺さぶり、5度目で振り切って右足を一閃。GKヤクポビッチの腕を弾き飛ばす見事な逆転弾が決まった。

 終了間際には左CKからオウンゴールでダメ押し点。レスターは17年に入りリーグ戦6試合連続無得点など苦しんでいたが、前節ようやく“呪縛”が解け、シェイクスピア暫定監督のもと今季初の2連勝。暫定ながら降格圏17位のミドルズブラとの勝ち点差を5に広げ、チームに明るい未来が見えてきた。

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