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会見のラモス氏「神様からもう一度チャンスを…」4・1から仕事復帰へ

[ 2017年3月2日 13:23 ]

退院復帰会見でリフティングを披露するラモス瑠偉氏
Photo By スポニチ

 昨年12月29日に脳梗塞と診断されてリハビリ中の元日本代表のラモス瑠偉氏(60)が2日、都内のフットサル場で会見を行い、4月1日から仕事復帰する方針を打ち出した。「(病院の)先生に4月1日から仕事をしていいと言われた。本当にうれしい」。2月14日にリハビリテーション病院を退院。同27日のMRI検査の結果も良好で、現在は週3回程度のペースで通院してリハビリを続けている。

 「神様からもう一度チャンスを与えられた。家族はもちろん、多くの方々に恩返しをし、世の中のために役立ちたい。これからも日本サッカー界のために貢献したい。80歳まで生きて、まだまだ吠えるでー。特に日本代表に対してね。一曲、歌おうか!」と笑い「死ぬのは怖くないけど、妻、息子、娘に2度と会えなくなると思うのが、一番、辛かった。回復力の高い体に生んでくれた親に感謝したい」と目に涙を浮かべた。

 入院中は病院から約3キロ離れた家に走って帰ることを目標に掲げていたが「原宿を走ったら目立って仕方ないので、結局、タクシーで帰った」。ボールを使ったリハビリで左足で25回リフティングできたことを明かし「現役時代は左足で20回しかできなかったのに、うまくなってるやないかい!」と笑いを誘うなど“ラモス節”も復活した。

 快気を祝うように、4月には初孫となる女児も誕生予定。11年に亡くなった前妻の初音さん(享年52)、15年11月に結婚した俊子夫人(39)、長女ファビアナさん(28)への感謝を示し「これだけは言いたい。自分の人生は女に恵まれてる」とドヤ顔で語った。

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