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高倉なでしこ黒星発進…横山弾もスペインに1―2 アルガルベ杯

[ 2017年3月2日 05:30 ]

アルガルベ杯・1次リーグB組   日本1―2スペイン ( 2017年3月1日 )

 国際親善大会アルガルベ杯(ポルトガル)が1日に開幕し、なでしこジャパンは1次リーグ初戦でスペイン代表に1―2で敗れた。優勝を目標に掲げる高倉麻子監督(48)は若手を積極起用したが、痛恨の黒星発進。次戦は3日、アイスランド代表と対戦する。

 なでしこジャパンは初対戦のスペインに序盤からペースを握られた。相手の速い攻守の切り替えに戸惑いミスを連発。ルーズボールに対する出足も遅く、ボールを支配された。後半14分にはミドルシュートで失点。後半26分にはクリアミスから中央突破を許してゴールを割られた。後半36分に途中出場のFW横山の右足弾で1点を返すのが精いっぱい。右サイドバックの主力であるDF有吉の負傷欠場も響き、FIFAランク14位の格下(日本は7位)に敗れた。

 昨年4月に就任した高倉監督にとって初の国際大会。「若い選手が多いチームで、世界での立ち位置がどの辺りか試すいい機会。チームづくりもあるが、優勝を狙う」と意気込んでいた。19歳のDF北川を先発に抜てき。後半は20歳のMF長谷川、MF籾木を投入して、若手3人を国際Aマッチデビューさせた。世代交代と結果の両立を求める難しい戦いは続く。

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2017年3月2日のニュース