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イースタンSCの女性指揮官 川崎Fから記念すべき初ゴール&初勝ち点1

[ 2017年3月1日 23:12 ]

香港イースタンSCを率いるチャン・ユェンティン監督
Photo By AP

 男子サッカー界で、女性指揮官がまた新たな歴史を刻んだ。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で史上初の女性監督となったチャン・ユェンティン氏(28)率いるイースタンSC(香港)は1日、ホームで格上の川崎Fと1―1で引き分けた。前半14分に獲得したPKをスペイン人FWブレダが決めて先制。退場者が出て10人の川崎Fに後半に追いつかれたが、香港から初めてのACL本大会出場を果たしたクラブが、記念すべき初ゴールと初めての勝ち点1を獲得した。

 2月22日の1次リーグ初戦は広州恒大(中国)と敵地で対戦。13、15年に続くアジア制覇を狙う強豪に0―7で大敗していた。川崎F戦に向けた28日の前日会見で、チャン監督は「ピッチに慣れているアドバンテージがある。より自信を持ってプレーできるはず」と話していた。

 チャン監督は、27歳だった15年12月に就任。前監督辞任にともないコーチから昇格すると、15戦でわずか1敗という快進撃でチームを21季ぶりの香港リーグ優勝に導き、ACL出場権を獲得した。「男子サッカーの1部リーグで優勝を果たした初の女性監督」として、昨年6月にギネス世界記録に認定されていた。

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2017年3月1日のニュース