G大阪 連戦の疲労でドロー 後半ロスタイムに今野弾がやっと

[ 2017年2月27日 05:30 ]

明治安田生命J1第1節   G大阪1―1甲府 ( 2017年2月26日 )

<G大阪・甲府>後半ロスタイム、今野(左)は同点ゴールを決め、自陣にダッシュしながらガッツポーズ
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 J1は1試合が行われ、G大阪はホームで甲府と1―1の引き分けに終わった。22日のACLアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)戦から中3日で全体的に動きが重く、後半ロスタイムに元日本代表MF今野泰幸(34)の同点弾で追いつくのがやっと。次戦は中2日でACL済州(韓国)戦が控える中、選手層の薄さが浮き彫りとなった。

 劇的な同点ヘッドを決めた今野は“体が重かったか”の問いに「そうですかね?チャンスはつくれていたと思います」と語気を強め、FKでアシストをした元日本代表MF遠藤も「特に感じていなかった」と疲労の影響を否定した。それでもチーム走行距離は115・766キロ、スプリント回数も154回。それぞれ甲府は117・143キロと167回で、チームとして走り負けしていた事実はデータが証明している。

 これでリーグ開幕戦は6年連続勝ち星なし。特にシーズン序盤はACLとの併行開催のため、過密日程を強いられる。昨年は開幕戦で先発6人を入れ替えて鹿島に敗戦。その反省も含めて、長谷川監督はターンオーバー制を封印し、この日の先発もアデレード戦と同じ11人を送り出した。主導権は握り、シュート数も甲府の2倍となる16本。ただ遠藤が「エリア内に入る回数が少なかった」と話したように、フィニッシュのシーンで精度とパワーを出せなかった。

 厳密にいえば「ターンオーバーするメンバーもいない」(長谷川監督)というのが実状だ。昨オフに思うような補強ができず。FW登録選手は3人だけでFW呉屋は負傷離脱している。アデレード戦で右足首を痛めた日本代表MF井手口を先発させざるを得ないなど台所事情は苦しい。その井手口も完調からはほど遠く、後半33分に交代した。3月1日には済州戦。2勝1分けと悪くないスタートを切ったが、指揮官は今後の選手のやりくりに頭を悩ませそうだ。

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