神戸 5年ぶりの白星発進!“必殺武器”高さ生かし橋本V弾

[ 2017年2月26日 05:30 ]

<清水・神戸>神戸は後半26分、橋本(中央)が先制点を挙げ、左腕を突き上げて喜ぶ
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 明治安田生命2017Jリーグは25日に開幕し、神戸はアウェーで清水と対戦し、1―0で勝利し5年ぶりの白星発進となった。昨季年間1位の浦和は横浜に2―3の逆転負け。横浜はクラブ通算400勝を達成した。浦和とともに昨季年間王者の鹿島もFC東京に0―1で敗れており、早くも戦国時代の到来を予感させた。

 ダークホースの前評判は決して誇大ではない。J1では5年ぶりの開幕戦勝利。浮かれたムードもなく、神戸が初タイトルへの航海に漕ぎ出した。

 「こういう勝ち方ができれば、必ず上位にいけますよ。必ず」

 手応えを言葉に乗せたFW田中順が後半26分の決勝弾を演出した。右CK。ゴール前を確認して、変な気負いは消えた。「高い選手がそろっているから、いいボールを入れるだけでいい、と」。1メートル86の渡部、岩波、1メートル85の渡辺、1メートル81の橋本ら「ミナト神戸の摩天楼」を生かしたセットプレーが2017年の武器。渡部のヘッドを相手GKがファインセーブしたものの、ファーに流れたボールを橋本が冷静にゴールへ流し込んだ。

 チームの成熟度を示す事象は一つではない。後半19分にエースのレアンドロが左ヒザを負傷して途中交代。昨年の得点王がピッチから消え、ベンチに衝撃が走った。「直後はみんな動揺したけど、自分たちがやること、セットプレーで点を取るという意思統一はできていた」と田中順。その7分後に決勝ゴールが生まれ、ピンチをチャンスに変える強さを見せた。

 「チームはまだ本調子ではないけど、90分間落ち着いてできた。妥当な結果でしょう」

 就任3年目のネルシーニョ監督はクールに分析する。田中順、大森、渡部ら各ポジションで効果的に補強。バランスの取れた戦力で、隠れV候補の呼び声は高い。試合後、松葉づえで引き上げたストライカーの次節(3月4日、新潟戦)出場は微妙ながら、渡辺は「痛いけど、みんなでカバーするしかない」と語気を強めた。神戸の変ぼうは、リーグの勢力地図を変えるかもしれない。

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