カズ 開幕先発濃厚!“走れる50歳”誕生日弾へ「緊張感ある」

[ 2017年2月26日 05:43 ]

サポーターから1日早い誕生祝いを贈られた横浜FCのカズ
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 J2は26日、各地で開幕する。50歳の誕生日を迎えるJ2横浜FCのFW三浦知良はホーム松本戦での先発が濃厚。FWイバ(31)との2トップで開幕弾に全力を注ぐ。今季は45分間出場した4日のニューイヤー杯の鹿島戦(1―0)で6・2キロを走破するなど走力もアップ。“走れる50歳”が歴史的な一発を狙う。

 やっぱりキングには真っ赤なバラがよく似合う。練習後、女性サポーターから1日早い誕生日祝いを受け取ったカズは早速、開幕戦のピッチに思いを巡らせた。「20〜30代の頃はいいプレーをすれば自然と得点できると思っていた。今は全てがうまくコントロールできるわけではない。よりゴールに集中した方がいいのでは」と話した。

 既に入場券は完売。世界各国から200人以上の報道陣も集結する松本戦は2トップでの先発が濃厚だ。相手マークは相棒の助っ人FWイバに引きつけられるシーンも多くなる。カズはその隙を虎視眈々(たんたん)と狙い、得点に集中する構えだ。19日のJ3相模原との練習試合(非公開)でも1得点と予行演習を済ませた。中田監督も「この3年間で一番、体が切れてる」と期待する。

 今季のカズは50歳にして「走力」がアップしている。4日のニューイヤー杯鹿島戦では45分間の出場でチームでもトップクラスの走行距離6・2キロをマークし、若手選手を驚かせた。「(鹿島に)走らされたからね」と謙遜するが、この日開幕したJ1でもFW陣の走行距離は90分間で10キロ前後が大半。カズの45分間の走行距離を単純に2倍すれば、J1勢をもはるかに上回る。

 昨季は右足首痛に苦しみ、シーズン終盤は出場機会が減った。だがオフに日本でも有数の医師にMRI(磁気共鳴画像装置)検査をしてもらったところ「結果は悪くなかった」という。元々、関節は強く、膝はチームドクターが「奇跡の膝」と呼ぶほどだ。強い下半身が走力を支えている。「シーズン最初の試合。それなりに緊張感はある」とカズ。Jリーグでは前人未到の50歳シーズン。26日、カズが歴史的なピッチに立つ。

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