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G大阪・長谷川監督、ターンオーバー制否定「裏目に出る」

[ 2017年2月24日 05:30 ]

J1リーグ・第1節   G大阪―甲府 ( 2017年2月26日    吹田S )

開幕戦へ向け、ターンオーバー制を否定した長谷川監督
Photo By スポニチ

 ACL同様、Jリーグでも同じ轍(てつ)は踏まない。前日22日にアウェーのACLアデレード・ユナイテッド戦で3―0と快勝したG大阪が23日、帰国した。中3日でリーグ開幕の甲府戦(26日、吹田)が控える中、長谷川監督はターンオーバー制を否定した。

 「それはあまり考えていない。ターンオーバーも無理やりやると…はまらないと裏目に出る。良い状態の選手を見極めて今年は使っていきたい」

 昨年もACL初戦をアウェーで水原三星(韓国)と戦い、中3日でホーム鹿島戦。水原戦からFW宇佐美(現アウクスブルク)らスタメン6人を入れ替え、0―1で敗れた。チームとしての連係が悪く、シーズン開幕後の公式戦10試合で2勝2分け6敗。無冠の一因となった。

 昨年は苦労したACL公式球への対応策として、今年はチーム始動日からACL公式球を使って練習を積んだ。そしてアデレード・ユナイテッドを一蹴。リーグ戦も1年前の反省を生かす。公式戦2連勝で幸先の良いスタートを切る中、指揮官は「まだまだ。これから」と口元を引き締める。現状のメンバーの戦術浸透を優先させ、Jリーグでも開幕ダッシュにつなげる。

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2017年2月24日のニュース