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元日本代表DF岩政が新たな挑戦 東大サッカー部コーチに

[ 2017年2月19日 14:58 ]

 昨季限りでJ2岡山を退団し、今季から関東リーグ1部の東京ユナイテッドFCで選手兼コーチとしてプレーする元日本代表DF岩政大樹(34)が、東大サッカー部のコーチに就任したことが18日、分かった。クラブと同部が発表した。「ア式蹴球部と東京ユナイテッドFCはスタッフ陣を統一し、お互いの持てる資源を相互に活用しながら連携して活動して参ります」としている。

 岩政は自身のブログを更新。東京ユナイテッドFCの選手兼コーチと東大サッカー部コーチの話はセットでもらっていたもので、すでに東大でのコーチ業もスタートしていたことを報告し「コーチ業のスタートとして、この上ない舞台を用意していただいたと思っています。日々学生たちと向き合いながら、少なくない楽しさをそこに感じています」と胸中を明かした。

 今後は解説も含め様々な仕事をしていく予定。「忙しく、めまぐるしい日々を送っています。私が望んだ毎日です。その先に何を目指すのかは決めていません。今は、それを決めないことを決めています」としている。

 東大サッカー部の正式名称は「東京大学運動会ア式蹴球部」。「ア式蹴球」とはアソシエーション式フットボールの略で、サッカーのことを表す。OBには元日本サッカー協会会長で今月2日に肺がんのため85歳で亡くなった岡野俊一郎氏らがおり、2011年にはFW久木田紳吾(28)がJ2岡山に加入して初の東大出身Jリーガーと話題になった。

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2017年2月19日のニュース