×

J2長崎 大赤字を謝罪、取締役2人退任 3月に臨時株主総会開催へ

[ 2017年2月11日 18:12 ]

 J2長崎は11日、1月31日付で常勤取締役2人が退任したと発表した。

 退任したのは専務取締役の岩本文昭氏(48)と、取締役でゼネラルマネジャー(GM)の服部順一氏(46)。退任理由については「2016シーズンにおけるクラブの成績低迷及び経営不振による引責」とし、「当該取締役の退任後においても、法令および定款に定める取締役の員数は満たしております」としている。また、3月1日に臨時株主総会を開催することも併せて発表。「今後の会社の方向性について、検討・協議していただくことを予定しております」と説明した。

 長崎は2016年決算(16年2月?17年1月)で、J2に参入した13年以降最大となる約1億2000万円の最終赤字を計上する見通しであることが9日に発覚。元日本代表選手で、昨年4月に就任した池ノ上俊一社長(49)も経営責任を取って辞任届を提出したことが分かっている。

 クラブは「今回の赤字決算見込みにより、株主の皆さまをはじめとする関係者の皆さまに、多大なるご迷惑・ご心配をおかけしておりますことを、あらためまして深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

続きを表示

2017年2月11日のニュース