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航基&大南 磐田の元日本代表“豪華居残り塾”収穫に感謝

[ 2017年1月28日 05:30 ]

田中コーチ(右奥)が見守る中、競り合う磐田の大南(左)と小川航
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 “レジェンド塾”で開眼だ。磐田は鹿児島キャンプ2日目の27日、県立鴨池補助競技場で2部練習を消化した。午前練習後には2年目FW小川航基(19)とDF大南拓磨(19)が居残った。名波浩監督(44)、鈴木秀人ヘッドコーチ(42)、田中誠コーチ(41)、MF中村俊輔(38)の元日本代表カルテットが見つめる中、くさびへの攻守の対応などを反復した。

 “天才レフティーコンビ”からはパスももらい、鉄壁DFの訓示も受けた。その光景に、元日本代表の服部年宏強化部長(43)は「ぜいたくだよね」と目を細めた。「俊輔さんのパスは一本一本考えていた。豪華なメンバーに指導していただいて感謝しないと」と小川航。体の向きやボールを奪うタイミングを指摘された大南も「凄い経験のある方から教わってためになった」と笑顔。国際Aマッチ計198試合出場の豪華“講師陣”に感謝しきりだった。

 新人だった昨季はともにリーグ出場なし。今季は競争心をあおる名波監督の下、出場機会は増えそうだ。キャンプ中は来月5日に初戦を迎える「DAZNニューイヤーカップ」など5試合の対外試合を予定。リーグ開幕スタメンを狙う小川航は「キャンプは本当に大事になる。FWなので前で起点をつくってゴールを取りたい」とアピールを期した。

 午後練習を終えると、恒例のジョギングで締めた。「教えてもらったことを自分の中で吸収しないと意味がない。習得していきたい」と大南。金言を胸にブレークしてみせる。

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