Ｗ杯出場枠拡大　欧州を除き賛成…ドイツ会長「守備的チーム増も」

Ｗ杯出場枠４８に拡大

２６年Ｗ杯の各大陸出場予想
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　欧州を除く各大陸からはＷ杯拡大に歓迎の声が上がった。

　インファンティノ会長は「どの大陸も出場枠は増えることになる」と明言。アジア連盟のサルマン会長は「アジアはより多くの出場枠を得るべき」とアピールした。一方、欧州のクラブや協会からは反対の声が根強く、ドイツ協会のグリンデル会長は「試合の魅力を損ないかねない。守備的なチームが増える危険性がある」と主張した。

【各大陸連盟の反応】

　▼欧州連盟（声明）△＝他の各大陸がＷ杯拡大を圧倒的に支持していたため欧州連盟は新大会方式を支援することを決めた。

　▼アジア連盟サルマン会長（バーレーン）○＝アジアは経済力やサッカー人気、レベル向上などを考えると、現状より多くの出場枠を得るべきだ。

　▼アフリカ連盟（ジンバブエ協会チヤングワ会長）○＝Ｗ杯拡大は良いことだ。アフリカから、より多くのチームが出場することができるようになる。

　▼オセアニア連盟（ニュージーランド協会マーティン会長）○＝Ｗ杯拡大でオセアニアに少なくとも１枠が確保されれば、地域全体にとって本当に素晴らしいことだ。

　▼南米連盟ドミンゲス会長（ウルグアイ）○＝世界のサッカーにとって成功だ。サッカー発展のため、全ての国に参加できるチャンスがあるべき。

　▼北中米カリブ海連盟モンタグリアニ会長（カナダ）○＝ドイツのような国々にはＷ杯出場は当たり前だが、世界の多くの国々にＷ杯出場の夢が広がると思う。

○＝賛成、△＝中立