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就任22年目の初優勝 青森山田・黒田監督「雪を味方に…感無量です」

[ 2017年1月9日 16:20 ]

<青森山田・前橋育英>前半、先制ゴールを決める青森山田・高橋(左)
Photo By 共同

 第95回全国高校サッカー選手権大会は9日、埼玉スタジアムで決勝戦が行われ、20年連続22回目出場の青森山田(青森)が3年連続20回目出場の前橋育英(群馬)を5―0で下し、初優勝を果たした。青森県勢の優勝は史上初。1966年度の第45回大会で秋田商(秋田)が藤枝東(静岡)と両校優勝を飾って記録した最北優勝を50年ぶりに更新した。

 就任22年目の黒田剛監督(46)は「長かったですね…非常にうれしいです」と感慨深げ。「5―0よりもっと競ったゲームだったと思います。前橋育英さんの質の高いポゼッションに苦しみましたけど、少ないチャンスの中で選手たちが頑張って取ってくれた」と決勝戦の相手に敬意を払いつつ愛弟子たちを称えた。

 青森山田の優勝は、雪国・青森県勢としても悲願の初優勝。「雪を味方につけて、パワーをつけて、青森、北国であることに誇りを持ってプレーした成果が優勝ということで本当に感無量です」としみじみと語った。

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