×

前橋育英 史上4校目無失点Vだ!GK月田に指揮官も期待

[ 2017年1月9日 05:30 ]

第95回全国高校サッカー選手権決勝   前橋育英―青森山田 ( 2017年1月9日    埼スタ )

練習を終え、選手を集めて話する前橋育英・山田監督(中央奥)
Photo By スポニチ

 史上4校目の無失点優勝を目指す。前橋育英(群馬)は埼玉県川越市内で調整を行い、山田監督は「あとは全力を尽くして、やることをやるだけ」と悲願の頂点をにらんだ。守備陣が鉄壁の守りを見せて5試合無失点で勝ち上がった。首都圏開催となった76年度大会以降では77年度の帝京、86年度の東海大一、99年度大会の市船橋の3チームだけしか成し遂げていない無失点Vを目指す。

 2大会ぶりとなる決勝の舞台。決勝で対する青森山田は、4戦15発の攻撃力を誇る。指揮官は、決勝のキーマンにGK月田の名前を挙げて、「当たっていますね。月田、いいですよ」と期待を寄せた。月田は「無失点ということはあまり意識せずに、目の前の1試合に臨むだけ」と冷静。「監督を胴上げしたい」と優勝の一点に目標を定めた。

 14年度大会で星稜(石川)に2―4で敗れた決勝をスタンドで見守った守護神は「2年前は個々がうまかった世代。今年はチームプレー」と一致団結して頂点を目指すと宣言。創部53年の名門が、あと一歩で届かなかった日本一獲りに挑む。

続きを表示

2017年1月9日のニュース