八咫烏を奉る熊野神社へ初詣「日本代表をW杯に導いてくれますように」

[ 2017年1月3日 11:00 ]

日本代表・本田
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 新しい年の始まりに初詣に出かけた人も多いと思われる。初詣の参拝者数で毎年全国一位を記録する東京・明治神宮は、今年も約300万人の動員を記録した。

 神社では、まずはじめに一礼して鳥居をくぐる。鳥居は神社の入り口に建つ門の一種であり、聖域と人間世界との境界線とされている。

 “酉年”にかけて、「鳥居」という言葉の起源をひもといてみた。

 日本神話を記した古事記の一節には「天照大御神(あまてらすおおみかみ)が岩戸隠れのとき、鶏を止まり木にとまらせて鳴かせたところ、それによって大御神が岩戸から出てこられた」の記述がある。さらには「瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天孫降臨の際に鶏が道案内をつとめた」とさまざまな場面で“トリ”が登場することがわかる。案内役を務める鶏のために止まり木を造るようになり、それが“鳥居”になったようだ。語源については「通り入る」という言葉が転化したものとの説もある。

 日本神話で“トリ”といえば八咫烏(やたがらす)の存在をなくしては語れない。神武天皇を大和・橿原まで先導したという神武東征の古事から、「導きの神」と信仰される3本足の烏だ。八咫烏の「八咫」は、大きく広いという意味とされ、3本の足にはそれぞれ「天・地・人」を表すとされている。現在では、日本サッカー協会のシンボルマークとして、そして同日本代表のエンブレムにも用いられている。

 今年は順調ならW杯アジア最終予選5試合を控えるサッカー日本代表。3月23日には敵地でUAE戦、同28日には埼玉スタジアムでタイ戦。6月13日には敵地でイラク戦、8月31日には埼玉スタジアムでオーストラリア戦があり、9月5日には敵地でサウジアラビア戦が待ち構える。現時点で日本は3勝1分1敗、勝ち点10でグループ2位につけている。

 1月1日。筆者も八咫烏を奉る都内の熊野神社で初詣。「ボールをゴールに、日本をW杯に導いてくれますように」と願いを込めた。イレブンの胸に光る八咫烏は、私たちを2018年のロシアに導いてくれるだろうか。頑張れ、日本代表!(記者コラム・伊藤 靖子)

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