駒大高 連続16強!米田、途中出場22秒でV弾

[ 2017年1月3日 05:30 ]

第95回全国高校サッカー選手権大会第3日   駒大高(東京A)1―0高松商(香川) ( 2017年1月2日    駒沢 )

 後半17分、駒大高(東京A)のFW米田が長井に代わってピッチに入る。スローインで試合が再開されると右サイドの高橋のロングスローからのこぼれ球が交代したばかりの米田の前へ流れてきた。迷わず左足を振り抜く。出場してわずか22秒。なんとファーストタッチでのシュートが駒大高を勝利に導いた。

 「流れが悪かったので、流れを変えたいと思って入った。自分でもまさかボールが来るとは思わなかったが、いいところに来た。入ってすぐ決めたのは人生で初。利き足とは逆だったが、うまく合わせられた」。序盤は高松商の粘りに苦しんでいただけに、チームを救う値千金のゴールだった。

 米田は50メートル6秒1の俊足。途中出場で流れを変えるために起用されることが多く、攻撃の切り札的な存在だ。「アップ時に呼吸を多くし、試合に入るための心と体の準備はできていた」と、交代出場のスペシャリストらしく、途中から入る調整も心得ていた。

 ゴールにつながったロングスローもチームの大きな武器。初出場した10年度のチームが得意で、当時のメンバーからコツを教わり、多くの選手が長い距離を投げられる。「投げ方は企業秘密」と大野監督は口を閉ざすが、スローインからの攻撃は何度も練習しており、狙い通りの勝利だった。

 2年連続3度目の出場。次戦は初出場だった10年度の3回戦、0―1で敗れた山梨学院との対戦となった。「6年前のリベンジをしたい」と、大野監督は楽しみにする。勝てば昨年度に並ぶ8強となる。昨年度は1試合だけベンチ入りしたが、出場機会がなかった米田は「選手権に出るのは小さい頃からの夢だったのでうれしい。一戦一戦、目の前の試合に集中したい」と語った。ラッキーボーイが次もチームに幸運をもたらす。

 ▼高松商DF安西主将 球際の厳しさなど香川では味わえない厳しさがあった。全国に来てみないと分からないことがたくさんあった。

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